標題の件についてですが、2月27日(火)の午前10時30分ごろに、当院1階、消毒滅菌室という診療に使う器具を洗浄、消毒、滅菌する部屋のプラズマ滅菌機から火が出ました。状況としては、専門業者による滅菌機の定期メンテナンス中に、機械から出火したものであり、当該業者のスタッフと当院スタッフにより院内消火設備による初期消火を行い、他の器械や建物などへの延焼は認めませんでした。
当日は、消防や警察の車両も多くかけつけ、ものものしい状況になりました。当時、診療中だった患者様におかれましては、迅速な避難にご協力頂き、誠にありがとうございます。皆さまのおかげで、人的被害を出すことなく済んだことを心より感謝申し上げると共に、せっかくご来院頂いたにも関わらず、予約の変更や治療の中断が生じてしまい、大変申し訳ございません。また、本件により当日や翌日の予約をご変更頂いた患者様、ご迷惑をおかけしまして申し訳ございません。
本件のプラズマ滅菌機につきましては、日本だけでなく海外にも広く普及している製品で、今までに同様の出火事件は生じていないとのことです。機械については、既に回収済で、専門的に解析が行われています。原因がわかりましたら、再度ブログに掲載させて頂きます。当院の器械については、推奨通りの定期メンテナンスを行っておりますが、本件を受けまして、改めて臨時点検を行うと共に、万が一の際の消火設備や避難誘導の再確認をいたしました。
皆さま方に、ご迷惑およびご心配おかけしてしまったことを、改めて陳謝すると共に、今後も安全安心な診療を第一に精進してまいります。
しろやま歯科 院長 大久保拓馬